「こどもアートまつり」(2024年8月10日)を開催しました
子どもたちが廃材や使われなくなった素材に興味関心を持ち、素材の形や色、質感から自分なりの主題を生成してつくることをねらいとした「こどもアートまつり」を学内の図画工作室にて開催しました。
素材をアートに生まれ変わらせていただいた参加者の皆様、そして「こどもアートまつり」に使用する素材を集める取り組みにご賛同いただき、魅力的な素材をご提供いただきました皆様、共催していただきました地域連携研究センターの皆様にお礼申し上げます。
本イベントは、科学研究費(基盤研究(C),課題番号:24K06070 )、および神戸松蔭女子大学地域連携研究センターの共催により実施しました。
科学研究費の採択課題(課題番号:24K06070,研究代表者:吉岡千尋)について
研究課題「幼児の造形活動における表現主題の生成機序に関する類型化と研修コンテンツの開発」が,令和6(2024)年度 科学研究費(基盤研究(C))に採択されました。
幼児の造形活動における表現主題の生成とは,「こんなものを作りたい(描きたい)」という意思決定のことです。幼児の内面でいつ,どのようにして表現主題が生成されているのかについて扱った研究は意外に多くありません。本研究の目的は,幼児期の造形活動における表現主題の生成機序にはどのような類型があるのかを解明し,その類型に応じて造形活動を指導することを支援するための研修コンテンツを開発することです。この研究が進むことにより,造形活動を含む幼児教育の質的向上のみでなく,幼児が対象・事象を認識したり思考したりする際に行動や行為が担う役割の解明など,学際的発展が期待されます。